三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

松阪警察署  第3回

1 日時
平成30年12月6日(木)午後3時~午後5時
場所
松阪警察署4階訓授室
2 出席者
1 警察署協議会(13名)
  伊藤和代委員、乾由美子委員、浦田美三委員、太田廣美委員、川口大輔委員、
  小山利郎委員、篠田正道委員、瀬古久美子委員、谷口まゆみ委員、濵口直嗣委員、
  前川好司委員、水谷勝美委員、藪谷一雄委員
2 警察署(13名)
  署長、副署長、事件指導官、交通官、会計課長、警務官、留置管理課長、生活安全課長、
  地域課長、刑事第二課長、警備課長、事務局2名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 フリートーキング
2 署長挨拶
3 警察署協議会代表者会議結果報告
4 地域警察官による職務質問訓練の視察
5 意見交換
<委員> 信号のない横断歩道がある交差点で、歩行者が横断歩道を渡ろうとしたため、交差点の真ん中で止まってしまったことがあった。その場合は違反になるのか。
【交通官】 基本的には歩行者を妨害しないように停止しているので、違反にならない。歩行者を早めに見付けて止まってもらうのが良い。
<委員> 交通管制センターを視察して気になったが、ラウンドアバウトは伊賀で動きはあるが、松阪はどうか。
【交通官】 松阪には、まだない。伊賀も今後整備されていく予定である。交通量や道路幅などの条件もある。災害対策や滅灯対策等で、適地を見付けて整備していく方向で検討している。
<委員> 友人から荷物の積み下ろしで道路に車を停めていたら違反かと聞かれた。警察へ相談したら、道路使用許可を取れば使用できると聞いたが、警察から告知はしていないか。
【交通官】 告知はしていないが、相談があれば説明を行う。一時的な人の乗降や積み下ろしは、場所や時間にもよるが、駐車違反にならないこともある。大きな荷物の搬入時、住宅地、クレーン車での作業等は、お金はかかるが、道路使用許可を取ってもらう。どの場合でもできるわけではないが、個々の案件は相談してもらえれば案内する。
<委員> パトカーの緊急走行について、速度が速いと感じることがあるが、パトカーを運転する警察官への指導はしているのか。
【署長】 事案の軽重があるが、人命を最優先に考えて、乗務員も最大限の注意を払い、常に周囲の状況をしっかり確認して走行している。署員には、緊急走行時でも、不安を与える速度で走らないように指導を行う。
<委員> パトカーが通ると安心するため、もっと市内を警らしてほしい。
【署長】 12月1日から翌年1月10日は全国で年末年始特別警戒を行っており、現場対応を行う班もあるが、パトロールを主にしている班もある。見える見せる活動、さらに車載マイクを活用しながら走るように指示している。
<委員> クラクションやサイレンの音が聞こえない場合は運転免許証の更新はできるのか。
【交通官】 以前、聴覚に障害のある方は免許を取得できなかったが、今は、免許証を取得している人は多い。準中型自動車と普通自動車を運転する時は車内のルームミラーを大型用の物を取り付け、蝶々マークの聴覚障害者標識を車両に貼付し、車両を運転している。標識を車両に貼付し、周囲に知らせているので、協力をお願いしたい。
<委員> 多気町のマックスバリュでの出発式は大勢の人が集まり、盛大で良かった。皆さんにも参加してほしいので、日程等を早めに教えてもらいたい。
<委員> 年間行事として日時は決まっているのか。
【交通官】 交通安全運動はだいたい決まっているが、会場等は約1か月程度前にならないと分からない。できる限り早めに伝えるようにしたい。
<委員> 今日、「ノーマルタイヤはレッドカード」のチラシを見た。高見峠はノーマルタイヤで越えられるかとよく聞かれるが、朝は凍結していることが多いので、ノーマルタイヤでは越えられないと答えている。奈良県側の国道166号はインターネットで見られるカメラが設置されている。三重県側にもカメラがあれば各自で見られるので便利だと思う。
【署長】 県の管理になるので、県には要望を伝えておく。
<委員> 信号のない横断歩道で三重はワーストに入るとテレビで見た。自宅近くにも消えている横断歩道があるが、消えて見えないのに停止せず、違反として処理されるのはどうなのか。三重県警の対策はどうか。標識はあるが、線が消えて全く見えないところは多々あるので、三重がワーストに近いことについてどう思うか。
【交通官】 中日新聞のJAF調査で三重はワースト3位となっていた。道路交通法では横断しようとする歩行者や自転車がいる場合は停止または徐行して、歩行者の安全を妨害してはならないとなっており、歩行者の保護を通年の重点として取り組んでいる。重点の1つに歩行者妨害の取締りがあり、歩行者に対しても安全なところを渡るよう指導している。
道路の白線の塗り替えは通学路、交通量、高齢者の利用する場所、観光地など、人の集まるところから要望を踏まえて実施しているが、なかなか追い付いていないのが現状である。道路表示や標識を見て協力をお願いしたい。
<委員> 東名のあおり運転の裁判は進んでいるが、いたましい事故である。管内であおり運転に関する通報はあるか。
【交通官】 正確な件数はわからないが、同乗者からの110番通報やその場を離脱してから電話での通報はある。
<委員> ドライブレコーダに映像が残っていたら逮捕できるのか。
【交通官】 全国的に見ると、ドライブレコーダでの検挙がないわけではないが、状況によって判断することになる。資料提供の協力依頼をする場合もある。
<委員> あおるのは悪いと思うが、指示器を出さなかったり、急停止するなど、運転マナーが悪い者もいる。ドライブレコーダーを前後に付けたり、車両のナンバーを覚えるなどして、運転には気を付けなければいけないと思う。
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