三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

亀山警察署  第4回

1 日時
平成31年2月18日(月)午後1時30分~午後3時40分
場所
亀山警察署会議室(協議に先立ち、管内発生の交通死亡事故現場の視察実施)
2 出席者
1 警察署協議会(5名)
  大谷美貴子委員、福島富士子委員、古田秀樹委員、松井幸紀委員、森日出子委員
2 三重県公安委員会委員
  山本 進委員
3 警察署(8名)
  署長、副署長、会計課長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、
  交通課長、事務局1名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 公安委員会委員挨拶 
2 管内概況説明等(署長)
(1) 犯罪発生・検挙状況
(2) 声掛け事案発生状況
(3) 少年犯罪の状況
(4) 特殊詐欺発生状況
(5) 交通事故発生状況
(6) 運転免許証自主返納者の推移
3 管内発生の交通死亡事故に関する説明(交通課長)
4 主な協議
<委員> 先ほど視察した死亡事故現場はカーブがあり、見にくいと感じた。
【署長】 進行方向に向かって木が茂り、見通しが悪いため、事故後、かなり切ってもらった。
<委員> 過去10年間で交通死亡事故現場付近で14件の交通事故が発生していると説明を受けたが、その件数は多いのか。
【交通課長】 事故多発箇所というほどではないが、それぞれの事故で原因が異なり、物件事故が多い。
<委員> 事故統計のシステムで市内の事故発生状況なども見ることができるのか。
【交通課長】 データ処理しているので、県下全域の事故発生ポイントを確認できる。ホームページにも交通事故マップを掲載している。
<委員> 市内で、交通事故の発生の多いところはどこか。
【交通課長】 管内の事故多発箇所は、国道1号の川合町交差点、同じく羽若交差点及び旧国道1号の商工会議所前交差点であり、追突による人身事故が多い。
<委員> 事故多発箇所は重点的に対策を講じているということか。
【交通課長】 事故多発箇所及び事故多発路線において、交通監視を含む交通指導取締りのほか、道路管理者と連携した道路環境の整備や交通安全講話等による啓発を実施している。
<委員> 他にも危険なところはあると思う。関町坂下の国道1号で「筆捨のカーブ」と呼ばれるところがあり、過去には死亡事故も発生している。
【交通課長】 危険な場所は道路管理者に要請して安全対策を進めている。署の1階廊下に「事故多発箇所マップ」も掲出しているほか、様々な機会をとらえて注意喚起を行っている。
<委員> 運転中にスマホの操作をしている人をよく見掛けるが、交通取締りはどうなっているのか。
【交通課長】 三重県はシートベルトの着用率が悪いという調査結果もあり、シートベルトも含めた携帯電話等の取締りを進めている。携帯電話の画面を見るために1秒、目を離せば、時速40キロで走行する車は11メートル進む。その間、前を見ずに走行していることになり、非常に危険である。広報啓発と取締りと並行して進めている。
<委員> 障害者ではないのに車に障害者マークを付けている人がいるらしい。これを取り締まることはできるのか。
【署長】 初心者マークは義務規定であるが、障害者マークは義務ではない。付けていなかったとしても処罰の対象にならないし、健康な者が障害者マークを付けた車を運転しても罰則はない。
<委員> 国道1号線バイパスの新栄町の交差点は右折の信号が短く、交差点の途中で止まってしまう大型車がある。交差点内に大型車が止まると、通行できなくなり渋滞が起こる。
【交通課長】 新栄町の交差点はわかりにくい交差点であるが、交差点内で信号が変わった場合は交差点から出ることとなっている。
<委員> 新栄町の交差点も混雑するが、その北のローソンのある交差点は通勤時間帯には国道からの右折車両が多く、渋滞が発生する。信号の間隔について、時間帯により調節できないのか。
【交通課長】 信号機の灯火は、時間帯や曜日など、決まった項目毎に設定できる。一度、車両通行量や信号周期等を確認する。
<委員> 先日、他県で僧侶が着物で車を運転して検挙されたと聞いたが、着物で運転すると違反になるのか。
【交通課長】 運転する場合の服装等に関する規定では、例えば草履やスリッパなど足に密着しない履き物は違反になる。着物もレバーやスイッチに引っかかったりして、運転に支障を来すと違反になる場合もある。実際にはそれぞれの現場の状況により判断される。
<委員> 特殊詐欺について、高齢者の被害者が少なくなっているようだが、どうか。
【署長】 被害者は高齢者ばかりという訳ではない。犯人は手法を変えてくるので、その都度、広報して周知・啓発に努めている。
5 公安委員会委員講評
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