三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

松阪警察署  第4回

1 日時
平成31年3月18日(月)午後3時~午後5時
場所
松阪警察署4階訓授室
2 出席者
1 警察署協議会(13名)
  伊藤和代委員、乾由美子委員、浦田美三委員、太田廣美委員、川口大輔委員、
  小山利郎委員、篠田正道委員、瀬古久美子委員、谷口まゆみ委員、濵口直嗣委員、
  前川好司委員、水谷勝美委員、藪谷一雄委員
2 警察署(15名)
  署長、副署長、事件指導官、交通官、会計課長、警務官、留置管理課長、生活安全課長、
  地域課長、刑事第一課長、刑事第二課長、交通第二課長、警備課長、事務局2名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 フリートーキング
2 署長挨拶
3 管内概況説明(署長)
(1) 刑法犯認知・検挙状況について
(2) 特殊詐欺事件の認知状況について
(3) 交通事故の発生状況について
4 主な協議
<委員> 三重県のアポ電の発生状況について教えてほしい。
【生活安全課長】 アポ電は年間100件程度把握している。息子をかたって、お金を用意してほしいといった内容のもので、電話に出ないことが被害防止になることから、自動通話録音装置付きの電話を貸し出している。
<委員> 犯人は電話をするとき、住所も把握しているのか。
【生活安全課長】 振り込め詐欺捜査で名簿が押収されるなど名簿に掲載されている方については巡回連絡の実施の際などに注意喚起をしている。
【署長】 振り込め詐欺は警察官をかたる場合などの手口があり、名簿に記載された名前や住所に電話したり、グーグルアースなどで家の状況を確認して犯行に及んでいると思われる。
<委員> 自動通話録音警告機を昨年借り、回収されたのだが、なぜなのか。
【署長】 警告機は広く様々な方に使用してもらいたいので、貸し出し期間を1年間としていた。
<委員> アポ電は強盗などにつながるおそれもあるので、対策を考える必要があると思う。自宅の固定電話は本当に必要なのだろうか。
【生活安全課長】 固定電話の必要性について特にアドバイスはしていないが、アポ電は強盗や現金を手交する手口などにつながるのではないかと考える。
【副署長】 今は、高齢者も携帯電話を持ち、自宅で固定電話を使っている人もいる。留守番電話に設定したり、録音メッセージを流すことは必要であり、今後、アポ電がどのように変化していくかを予測し、対応していくことが重要であると考える。
<委員> 個人宅の固定電話で録音メッセージを流していることは知らなかった。自動通話録音はどのように告知しているのか教えてほしい。
【生活安全課長】 新聞等による告知を実施している。
【署長】 自動通話録音については300台寄附をいただき、1年間モニターで使用するよう、各警察署へ配分された。今は、より多くの人に周知するため半年単位で貸し出すようにしている。購入もできる。
<委員> 固定電話の録音機を使用している方がいたが、登録番号以外の番号は呼び出ししない設定は有効だと思った。回覧板で回覧されてくる警察からのお知らせで広報してもらえると高齢者に周知することができる。
<委員> ドライブレコーダーの設置を義務付けたら交通事故が減るのではないかと思う。
 道路標示が消えかかっており、地元住民が役場に確認したら警察へはすでに要望したと言われたと聞いた。早く進めてほしい。
【交通官】 道路表示塗り替えの必要性や緊急性を考慮し、精査して対応していく。
<委員> 以前から信号機の設置要望をしているが、設置に至っていない。踏切が近く、直線道路のため、走行車両の速度が早く、歩行者がいても止まらない場合がある。信号機を設置する基準について教えてほしい。
【交通官】 設置要望は優先順位を決めて、警察本部へ上申している。交通量を確認し、指導取締り等も行いながら、信号機の設置に努力していきたい。
<委員> 薬物の事件や、児童虐待の現状はどうか。
【刑事第二課長】 当署は、昨年中県下で薬物の事件の検挙が比較的多かった。
【署長】 児童虐待の対応について、三重県では警察官を児童相談所へ派遣し、認知時に連絡、確認するようになっている。
<委員> 母親が子供にひどい言葉をかけているのを見たが、どのような状態のときに通報すべきか。
【生活安全課長】 虐待は、しつけと抗弁されることがある。おかしい、尋常ではないと思った場合は通報していただけば安全確認を行う。
<委員> 手を出していたら、通報したら良いとも思うが、母親も一生懸命養育している。手を出したことだけで虐待と言われるのもどうかと思う。各機関と連携して対応していただきたい。
<委員> 飲酒運転は最近は夜ではなく、昼間にも多いと感じる。今日も昼食を食べた飲食店で客がビールを飲んでいた。販売する人への指導はどのようにしているのか。
【交通第二課長】 運転者だけでなく、酒類提供者、同乗者、車両の提供者が違反となる。最近はお店で、ドライバーの方ですかと聞かれることも多くなったが、末端まで浸透していないと考える。
<委員> ゴミのない町は犯罪が少ないと聞くので、犯罪や事故をなくすため、市民一人一人が自分の家の周りのゴミ拾いをするなど、ネットワークを広げ、近所とのコミュニケーションを増やせば、犯罪抑止につながるのではないかと考える。
<委員> 道路標識が消えかかっているところがあるので、優先的に改修してほしい。脇道から出てくる際、一旦停止しなかったり、大きくふくらんで右左折する人を見かけるので、運転免許の更新時等に指導をしてほしい。
【交通官】 道路標識は順次修復しているが、なるべく早く修復できるよう努力したい。
<委員> 交通事故の統計で使用車両の種類として、マニュアルかオートマによるか等のデータはあるのか。ブレーキとアクセルの踏み間違いは、ほとんどがオートマ車だと考える。
【交通官】
その様なデータ統計はない。
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