三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

熊野警察署  第1回

1 日時
令和元年6月28日(金)午後3時30分~午後5時10分
開催日時
熊野警察署3階会議室
2 出席者
1 警察署協議会(5名)
  高田有治委員、土口直洋委員、八木優美子委員、山田量大委員、
  渡上昭委員
2 警察署(7名)
  署長、副署長、会計課長、地域交通課長、警備係長、事務局2名
3 傍聴者
1名(前協議会委員)
4 公開・非公開の別
公開
5 1 署長挨拶
2 感謝状の贈呈
3 委嘱状伝達式
4 役員選出
  会 長 渡上昭委員
  副会長 土口直洋委員
5 管内概況説明(署長)
6 速度取締り指針説明(地域交通課長)
7 主な協議
 <委員> 早朝、通学路の交差点で警察官の姿を見る機会が多くなった。
 【署長】 通学時間帯の通学路での見守り活動を可能な限り継続していくこととするが、我々警察職員だけでは限界があり、是非とも地域の皆様にも見守り活動への参加をお願いしたい。
 <委員> 交通危険箇所の対策についてであるが、早朝の国道42号や県道(山道)では速度の出し過ぎや一時停止を守らないドライバーを見掛けることがある。交通量が閑散な場所での取締りは効率が悪いと思うので、道路の構造や標識等の設備の設置を積極的に取り入れてはどうか。
 【署長】 御指摘のとおり、交通道路におけるハンプ、狭さく、カラー塗装、物理的デバイスといった取組も取り入れてはいるものの、いまだ、その充実には至っていないのが現状である。予算の問題等もあるが、設備が必要な道路には必要な交通安全施策を講じていくことから、積極的な情報提供をお願いする。
 <委員> 横断歩道の塗装が薄れている箇所、横断歩道を設置すべき場所、標識をもっと見やすくあるいは設置すべき場所、ガードレールを設置したほうが良いと思われる場所など、思い当たる節がある、やはり、交通取締りだけでは十分ではないことから、運転する者が安全に運転できる道路整備を推進していくことが重要であるように思う。
 【署長】 交通安全設備については、必要な場所に設置していきたいと考えているが、予算や優先順位といったこともあるので、必ずしも要望がある場所に設置できるとは限らないことについて御理解願いたい。
 <委員> この地域ではまだ、歩行者優先の意識は低いように感じる。児童を犯罪や交通事故から守るため警察と連携を図っていきたいと考えている。 
 【署長】 小学生等の児童に対しては防犯教室や交通安全教室を通じて、防犯意識や交通安全意識を醸成するとともに、登下校時間帯における取締りや学校正門前及び通学路での警戒活動を継続的に実施していく。見守り活動は、警察だけでは不十分であることから、教職員の方だけでなく、児童の保護者、地域のボランティア等様々な形で見守り活動への参加の輪を広げていく活動も連携して取り組んでいきたいと考えている。
 <委員> 最近、登下校中の児童や園外散歩中の園児が高齢者の運転する車にはねられ死傷するという悲惨な事故を報道等で見聞きする機会があるが、歩行者側の安全対策として、夜間、車のドライバーから歩行者の存在を知らせる反射材の着用などが効果的であり、反射材の配布活動を積極的に推進してはどうか。
 【署長】 夜間における歩行者の反射材着用促進等の取組を積極的に推進するとともに、委員の皆様にも協力いただき広報啓発活動を展開していきたいと考えている。
 <委員> 釣りやダイビングが盛んな地域では携帯電波の不感地帯が多く、水難事故等緊急を要する状況でも携帯電話から通報できないということに危機感を抱いている。
 【署長】 警察の通信手段の一つである警察無線についても、不感地帯が存在するといった実情を踏まえ、それらの改善に向けた措置を講じていく。地域住民の貴重な意見要望の吸い上げに感謝するとともに、一つ一つの要望に応えていけるよう努め、警察に対する信頼と地域の安心・安全の実現に向けて、署員一丸となって応えていく。
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