三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

伊賀警察署  第2回

1 日時
令和元年10月7日(月)午後3時00分~午後5時00分
開催場所
伊賀警察署会議室
2 出席者
1 警察署協議会(7名)
  奥谷和久委員、恒岡信政委員、中林博輝委員、野口徹委員
  前川清委員、南出幸子委員、南畑陽子委員
2 三重県公安委員会
  山本進委員長
3 警察署(11名)
  署長、副署長、会計課長、警務官、生活安全課長、地域課長、刑事課長、
  交通課長、警備課長、事務局2名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 公安委員会委員長挨拶
2 会長挨拶
3 管内概況説明(署長)
4 捜査用似顔絵実習
5 主な協議
 <委員> 三重県内及び伊賀署管内における110番通報の件数について教えてほしい。
 【地域課長】 9月中の三重県内における110番通報の受理件数は8,497件であり、当署管内では346件であった。当署管内の通報のうち「交通事故」が123件と最も多く、次いで「各種問い合わせ」の46件であった。また、平成30年中の三重県内における110番通報は10万2,598件であった。
 <委員> 伊賀署管内における薬物犯罪の現状を教えてほしい。
 【刑事課長】 当署管内においても、薬物犯罪は少なからず発生しており、最近も1名逮捕している。
 <委員> 最近、名阪国道において、二輪車の爆音走行が多いように思う。警察としてどのような対応をしているのか教えてほし。
 【署長】 いわゆる「暴走族」での暴走行為は減少しており最近は1,2台程度で爆音走行するという場合が多い。そのため、実態把握が困難な状況となっている。暴走行為を検挙する際は、追跡行為のみでなく、ビデオ撮影等の記録化をした上で検挙につなげていく。今後も継続していく。
 <委員> 自動車学校において運転免許証を取得する際、救急救護の講習が義務付けられていることを知り驚くとともに安心した。自動車学校以外でも救急救護の講習をしている機関はあるのか。
  捜査用似顔絵実習において、人の記憶は曖昧で鮮明に覚えていないものだと実感した。
 【署長】 AEDについては有事の際に迅速に対応できるよう、各官公庁に常設されている。救急救護の講習は様々な場所で行われているので、機会があれば開催したいと思う。
  捜査用似顔絵は昔ながらの手法であるが、捜査用似顔絵が手掛かりとなり、被疑者の検挙につながったという事例もある。そのため、年に1回各署の捜査員が集まり、似顔絵講習を開催し技術の向上を図っている。
 <委員> 意見要望を3点述べる。
  1点目は幅員の狭い道路において交通死亡事故が発生したが、注意すべき点等はあるのか。
  2点目は上野紺屋町地内にある「放課後児童クラブふたば」付近は、普段から車両の通行量が多くて危ないと感じる。先日、児童が道路を横断しようとしているにも関わらず、それを無視して車両が通過していく光景を見た。
  3点目は昨年の上野天神祭で大きな事件事故等はあったか。
 【署長】 1,2点目については生活道路における交通事故をなくすために、ゾーン30という取組をしている。車両の抜け道となっている道路において、速度規制をかけたり路側帯の拡充や色分けをしてわかりやすくする等の内容である。当署管内にもゾーン30はあるが、まだまだ設置できるように思う。また、三重県は自動車優先意識が高いことから、運転手の意識改革と交通事故抑止を目標として、教育機関に「まもってくれてありがとう運動」を働き掛け、上野小学校を指定する等の取組も実施している。
 【地域課長】 3点目の上野天神祭の雑踏警備であるが、昨年の雑踏警備の際には、大きな事件事故等は発生しなかった。
 <委員> 上野天神祭のだんじり巡行中にカメラを持って走り回る等、マナーの悪い観光客が増加していると聞いている。トラブルに発展していないようであるが、警察にも把握していただきたい。
 【署長】 雑踏警備の際には注意喚起をしていきたいと思う。
6 公安委員会委員長講評
7 署長謝辞
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