三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

熊野警察署  第3回

1 日時
令和元年12月19日(木)午後3時00分~午後5時15分
開催場所
熊野警察署3階会議室
2 出席者
1 警察署協議会(5名)
  髙田有治委員、土口直洋委員、八木優美子委員、山田量大委員、渡上昭委員
2 警察署(7名)
  署長、副署長、会計課長、地域交通課長、生活安全刑事課長、
  警備係長、事務局1名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 署長挨拶
2 会長挨拶
3 管内概況説明(署長)
4 地域の見守り活動への取組状況説明(地域交通課長)
5 主な協議
 <委員> 警察官による防犯指導等により、園児たちにも「警察官=身近な存在」という意識が浸透していると思われる。
 <委員> 生徒の発達段階に合わせた防犯指導や交通安全指導、警察署見学を通じて、生徒には「警察官は自分たちの生活を守ってくれている存在」という意識が芽生えているように思われる。
 【署長】 引き続き、幼稚園や小中学校等へ積極的に出向き、子供が事件事故に巻き込まれないための指導を行う。
 <委員> 見守り活動について、警察に頼るだけでなく行政や民間にも働き掛けていくことで、見守りの輪を広げていけるのではないか。
 【署長】 現在、当署では「子ども安全・安心の店」という地域住民が主となった見守り活動を展開している。
 <委員> 趣味や習慣を活かした見守り活動も、見守りに参加する良い機会だと思う。私は日課として小学校の下校時間に合わせてウォーキングをしている。
 【署長】 委員皆様の見守り活動への取組に感謝申し上げる。当署でも、登下校時間帯に合わせて通学路における制服警察官やパトカーを見せる街頭警戒活動を引き続き推進していく。
 <委員> 通学路に歩道や防犯灯がないなど、通学路の整備をしていかなければならないと感じる。
 【署長】 通学路の安全対策の一環として、昨年から今年にかけて、市内の小中学校10高を対象に、教育委員会、防犯ボランティア等の関係機関と合同で危険箇所を点検し、交通危険箇所や防犯危険箇所を選定した上、改善に向けて検討を行っている。
 <委員> 最近、黄色信号にも関わらず交差点を通過する車をよく見掛けるが、管内ではどういった交通違反が多いのか。
 【地域交通課長】 管内で最も多い違反はシートベルト装着義務違反である。
 【署長】 黄色信号での交差点通過に関しては、交通ルール遵守のための広報啓発及び違反者の検挙に努めていく。
 <委員> 免許の自主返納について、認知機能が低下した高齢者の運転が危険なのは理解できるが、田舎では車がなければ買い物もできず、免許を手放せないでいるのが現状である。免許の返納をする代わりにサービスを受けられる等のメリットはないのか。
 <委員> 他府県では免許を返納することでタクシーやバスの利用料金が割引される等の特典があるようである。
 【署長】 全国的に高齢者が運転する車の事故が増えている中、当署としても車の運転に不安を感じる高齢者に対しては、免許の自主返納を促すなど、交通事故防止対策を推進している。自主返納することで得られるサービスが拡充していくことを期待する。
 <委員> 先日、交通安全協会の協力を得て、カーブミラーの清掃を行った。市内全域でもカーブミラーの清掃を行ってはどうか。
 【署長】 安全対策の一環として、関連機関と連携し推進していきたい。
 <委員> 金山駐在所の建替えが予定されているのであれば、人口比率、学校等の立地を含めた建替えを検討してはどうか。
 <委員> 新鹿駐在所について、南海トラフ地震の発生が懸念される中、現在の場所では津波被害が予想される。建替えが予定されているのであれば、高台への移転が望ましいのではないか。
 【署長】 現時点、駐在所の建て替えは未定であるが、駐在所が地域の安全安心の拠点となるよう適切に対応していく。
6 要望への対応結果
 【地域交通課長】 前回の協議会で木本町地内の一方通行の規制解除要望があったことから現地調査を行った。現場道路は幅員が3.9mと狭く、車両が相互通行した場合、接触事故の発生が予想されることから、規制を解除することは困難であるという結果に至った。
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