三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

四日市南警察署  第3回

1 日時
令和元年12月4日(水)午前10時00分~午後0時00分
開催場所
四日市南警察署5階多目的ホール及び道場
2 出席者
1 警察署協議会(9名)
  石川義典委員、一村隆委員、坂嵜克彦委員、田中由紀子委員、
  二井悠介委員、久本哲也委員、藤岡徳子委員、安井パウラ委員、
  山下淳委員
2 警察署(16名)
  署長、副署長、事件指導官、交通官、会計課長、警務官、留置管理課長、
  生活安全課長、地域課長、刑事第一課長、刑事第二課長、交通第二課長、
  警備課長、北勢少年サポートセンター副参事、事務局2名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 署長挨拶
2 管内の治安概況と取組重点について(署長)
3 警察署協議会代表者会議結果報告
4 特殊詐欺被害防止方策等について
  「特殊詐欺の被害状況」に基づき説明及び寸劇の実施
5 主な協議
 <委員> 以前、高齢者夫婦の運転する車の前に割り込み、わざとブレーキを踏ませて事故を起こさせたことについて、それが危険運転に適用するのか検討しているとラジオで聞いた。割り込み運転に関する法整備の状況について、わかる範囲で教えてほしい。
 【署長】 詳細は承知していないため、あまり軽々しく言えないが、その場合、あおり運転だけでなく危険運転について検討すると思われる。高齢運転者標識を装着している車両に対し、あおってはいけないということが事例にしているのかもしれない。
      割り込み運転に関しては、後続車にパッシングされ、やむを得ず急に進路に入った場合など、全て違法とは一概にはならないと思うが、受けた側にしたら、急ブレーキ、急ハンドルで避けなければならず違法行為と感じる。今、あおり運転の定義を警察庁で検討しているとは聞くが、定義はいまだ決まっていない。法律を作るためには先ずは定義から決めることになる。
 <委員> 特殊詐欺について寸劇を交えて教えていただき感謝している。振り込め詐欺の犯人については、組織的なのか暴力団なのか、あるいは一般人が多いのか、どういった人が犯人なのか教えてほしい。
 【署長】 一般的には暴力団、詐欺グループと言われているが、組織で犯罪を行っている。一人での犯行は困難であり、マニュアルも存在している。組織の実態解明には至っておらず、検挙をした被疑者の上に暴力団がいたという事例もあり、何らかの関与はしていると思われるが、全て暴力団絡みか否かは分からない。
 <委員> これまで特殊詐欺について説明いただいたりしているが、寸劇でやっていただくと大変分かりやすい。是非、積極的に敬老会や高齢者が集う場所へ出向いていただき、やっていただくことが高齢者の被害防止にはぴったりだと思う。
 <委員> 寸劇の中に出てきた「しっかりしているからこそ、だまされる」という言葉は正しいと思った。自分は大丈夫だと思う人ほど被害に遭う可能性があり危ないと思った。また、被害に遭ったことを警察に言えない人もいると思われるため、実際の被害額はもっと多いと思っている。自分は特殊詐欺の被害に遭うわけがないと思い込んでいる高齢者は多いが、そのような高齢者に対し、詐欺被害防止の話をする機会があれば話したいし、警察にも今後も積極的に効果的な広報をお願いしたい。
6 会長総括
7 署長謝辞
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