三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

名張警察署  第4回

1 日時
令和2年2月20日(木)午後2時00分~午後4時15分
開催場所
名張警察署大会議室等
2 出席者
1 警察署協議会(7名)
  川﨑詠美子委員、花垣淳美委員、姫野正巳委員、藤原敏男委員、
  前田正文委員、山口詩織委員、山本美代子委員
2 警察署(11名)
  署長、副署長、会計課長、警務官、生活安全課長、地域課長、刑事課長、
  交通課長、警備課長、事務局員2名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 会長挨拶
2 署長挨拶
3 管内治安概況説明(署長)
4 主な協議
 <委員> 児童虐待事案の傾向を教えてほしい。
 【生活安全課長】 行き過ぎたしつけ等による身体的虐待が多く、ネグレクトは少数である。また、子供の前で行われたDVを心理的虐待と捉えて対応しているので、認知件数は増加している。
 <委員> タレントの薬物問題に関する報道が目につくが、名張署管内の薬物事犯について教えてほしい。
 【刑事課長】 昨年中、当署では覚せい剤取締法違反1件、大麻栽培で1件検挙した。
 【署長】 北勢地区では、所持品検査により覚せい剤を発見した検挙がある。薬物事犯への捜査は継続していく。
 <委員> 自転車に対する交通指導取締りの方法を教えてほしい。
 【交通課長】 警ら中等に自転車の違反を現認した場合、その場で指導している。悪質な違反に関しては赤切符処理ができる。
 <委員> コンビニや金融機関において、特殊詐欺を未然に防いだ事案について把握しておれば教えてほしい。
 【生活安全課長】 昨年中、特殊詐欺を水際で阻止した事案は3件ある。コンビニや銀行の窓口で特殊詐欺の被害を防止するべく協力を依頼している。
 <委員> 横断歩行者がいれば一時停止しようと思うが、黒っぽい服装の歩行者や夜間は見えにくい。横断歩道に旗を備え付ける等、運転手からも発見しやすいよう物理的な対策を講じるのもよいと思う。
 <委員> 特殊詐欺被害対策で活用している自動通話録音機の貸出状況はどうか。
 【生活安全課長】 当署には20台あるが、現在7台貸し出している。利用者から、「自動通話録音機を利用したことにより迷惑電話が減少した。」等の意見が寄せられた。
 <委員> 横断歩道がない場所を横断する高齢者を見掛けるが、運転していると非常に危ないと感じる。
 【署長】 横断歩道のない場所における横断を発見した際は、指導を行うようにしていく。
 <委員> スマートフォンを利用する高齢者が増えているが、知らずに架空請求メールの被害に遭っているケースがあるのではないか。
 【署長】 スマートフォンに対する理解度は人によって違うので、指導方法に工夫が必要である。疑わしいメールは開けないことが一番であると継続して防犯指導をしていく。
 <委員> 高齢者の交通事故は減っているのか。
 【交通課長】 昨年中、当署管内における交通事故負傷者数について、65~69歳はあ6人(-12人)、70~74歳は9人(-7人)、75歳以上は8人(-10人)と減少している。
 <委員> 免許証返納は進んでいるのか。
 【交通課長】 大津や池袋の交通事故が発生してから、返納数は増えている。平成29年3月に道路交通法が改正されるまでは、県内で年間3000人程度だったが、昨年1年間の返納数は8478人、そのうち高齢者は96.7%を占めている。当署管内では435人(+119人)である。
 【署長】 高齢者の交通事故数が減少しているのは、安全性能が高い車が増加していることも一因と考えられる。
5 通常点検及び実戦的総合訓練の視察
6 留置施設の視察
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