三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

津警察署  第1回

1 日時
令和2年9月10日(木)午後3時00分~午後4時40分
開催場所
津警察署1階大会議室
2 出席者
1 警察署協議会(10名)
  伊藤公智委員、岡部高樹委員、小澤康孝委員、織田千景委員、
  國分弓子委員、杉田真一委員、鈴木晶博委員、辻眞由美ロザリーナ委員、
  福田奈己委員、前田涼委員  
2 警察署(14名)
  署長、事件指導官、交通官、会計課長、警務官、留置管理課長、生活安全課長、
  地域課長、刑事第一課長、刑事第二課長、交通第二課長、警備課長、事務局2名 
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 署長挨拶
2 役員選出等
  会 長 鈴木晶博委員
  副会長 岡部高樹委員
3 管内概況等説明
(1) 刑法犯認知・検挙状況(事件指導官)
(2) 交通事故発生状況(交通官)
(3) 交通取締り指針(交通第二課長)
4 主な協議
 <委員> 身近な犯罪の防犯対策について教えてほしい。
 【生活安全課長】 本年は住居や事務所等への侵入盗が増加傾向にあるため、警戒活動を強化するとともに、広報啓発による注意喚起を行っている。防犯対策として確実な戸締りや窓ガラスへの防犯フィルム貼付等の防犯グッズを活用してもらいたい。
 特殊詐欺については、県内及び当署管内において発生件数、被害総額ともに増加している。自動音声で録音することを事前に告げる電話を利用すると、犯人が音声を録音されることを嫌がり犯行を断念する場合が多いので効果的である。
 <委員> 空き巣等の犯罪について、犯人によって手段や方法に特徴はあるか。
 【事件指導官】 犯行手口から犯人像を推測することができ、また、指紋等の鑑識活動や盗品の販売経路等から犯人が特定できる場合もある。
 <委員> 自動車が盗まれる被害は多いか教えてほしい。
 【事件指導官】 侵入盗や自動車盗は、当署管内で減少傾向にあるが、窃盗団のようなものが全国規模で移動しているため、平素から防犯対策をお願いしたい。
 <委員> もし、自宅で窃盗犯人と鉢合わせてしまった場合の対処方法を教えてほしい。
 【事件指導官】 犯人が凶器を所持している場合があるため、まずは自分や家族の安全を守る行動をとってもらい、110番通報をしてほしい。
 <委員> 地域と連携した薬物犯罪対策について教えてほしい。
 【事件指導官】 県民参加による不正大麻・けしクリーンナップ運動の効果として、市民からの情報提供により、自生していたけしの除去作業を実施した。今後も薬物乱用のない社会の実現に向け、市民の協力を得ながら各種取組を進めたい。
 <委員> あおり運転対策について教えてほしい。
 【交通官】 速度抑制、車間距離保持等の防衛運転を心掛けることで、あおり運転に巻き込まれるリスクは下がると考えられる。万が一被害に遭った場合は、商業施設等の駐車場に車を乗り入れる等の回避行動をした上で、110番通報をしてほしい。
 <委員> ドライブレコーダーが無い場合におけるあおり運転の捜査方法について教えてほしい。
 【交通官】 目撃者の確保、防犯カメラや遺留品の確認等により、できる限り事実関係を証明した捜査を行っている。
 <委員> 車を運転中にあおり運転を目撃した場合、ドライブレコーダーに記録された映像を警察に提供すべきか。
 【署長】 あおり運転も含め、犯罪捜査においてカメラ映像は欠かせないため、映像の提供をお願いした際は協力いただきたい。
 <委員> 交通事故防止の取組について教えてほしい。
 【交通官】 交通指導取締りやパトロール等の街頭活動だけでなく、関係機関・団体と協力して交通安全教育や広報啓発活動に取り組んでいる。
 <委員> オービスを多数設置すれば、車の速度抑制につながるのではないか。
 【交通第二課長】 移動オービスを活用して様々な時間や場所で速度抑制を図っていく方針である。
 <委員> 特殊詐欺の発生認知件数が19件、検挙件数が31件となっているが、なぜこのような逆転現象が起こるのか。
 【署長】 犯罪統計上では、発生から年を越えて検挙した場合、検挙した年に検挙件数として計上されるため、認知件数を検挙件数が上回る場合がある。
 <委員> 津署の新型コロナウイルス対策について教えてほしい。
 【署長】 当署は窓口に飛沫感染防止スクリーンや順番待ちの立ち位置表示を設置、署員の執務場所の分散配置、来客者が使用したペンの消毒、検視時には必要に応じて防護服を着用する等の感染防止対策に努めている。
 <委員> 新型コロナウイルスに関する市民の要望や相談はあるか。
 【署長】 新型コロナウイルス関連の相談は44件受理している。当署多かったのは「PCR検査キットを送りますので家族の人数を教えてください。」という不審な電話に関する相談である。その他には潮干狩りシーズンにおける御殿場海岸の違法駐車に関する相談や「緊急事態宣言下に子供を公園で遊ばせている。」といった住民の不安な心理を訴える相談もみられた。 
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