三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

伊賀警察署  第2回

1 日時
令和2年10月9日(金)午前10時30分~午後0時40分
開催場所
伊賀警察署会議室
2 出席者
1 警察署協議会(7名)
  小澤尚弘委員、宜保サムエル委員、恒岡信政委員、中村万利子委員、
  野口徹委員、前川清委員、森本京子委員
  福田奈己委員、前田涼委員  
2 警察署(9名)
  署長、副署長、警務官、生活安全課長、刑事課長、交通課長、警備課長、事務局2名
3 傍聴者
1名
4 公開・非公開の別
公開
5 1 委嘱状交付
2 署長挨拶
3 会長挨拶
4 治安情勢等の説明(署長)
5 主な協議
 <委員> 三重県は信号機の無い横断歩道における車の停止率が、全国でワーストであると聞いたことがある。個人的には横断歩道の表示が消えかかっている場所が多いことが要因の一つではないかと思うが、伊賀署としてどのような対応をしているか教えてほしい。
 【署長】 信号機の無い横断歩道を歩行者が渡ろうとしているとき、車は横断歩道手前で一時停止しなければならないということが周知されていないと考えられる。交通取締りの強化と情報発信を行い交通ルールの浸透を図っていきたい。
 <委員> 福祉会館が小田に移転したが、照明や街灯が少ないため暗く感じる。
      農人町の赤坂から上がる信号交差点に右折矢印を付けていただきたい。さらに、上野車坂町の三差路の交通量が多く危険であると感じるため、信号を設置することはできないか教えてほしい。
 【署長】 照明や街灯については市役所等に働き掛けを行う。
      農人町信号交差点については右折レーンが有り、対応可能であるため検討する。上野車坂町の三差路は道路状態から信号設置は難しく、同所は一時停止の規制がなされていることから、標示や標識で対応できないか現場を見て判断する。
 <委員> 特殊詐欺の発生がなくならないが、抑止対策について教えてほしい。
 【署長】 被害者は被疑者の話を信じ込んでしまい、冷静な判断ができない場合があるため、銀行員等に協力を依頼して被害に遭う前に阻止することが効果的である。
      固定電話の留守番電話サービスや録音機を活用して、被疑者からの通話を物理的に遮断することが被害防止に役立つと考えられるため、警察でも録音機の貸し出しを行っている。
      特殊詐欺の手口が巧妙化しているため、情報発信を積極的に行う。
      事件化し、特殊詐欺名簿を押収できれば、名簿登録者宅を訪問し、本人とその家族に防犯指導を行っている。
 <委員> 運転免許証更新時の講習において、車を運転する危険性を理解してもらうような講義をお願いしたい。
 【署長】 運転免許センターに意見として報告し、当署での交通安全講習においても具体的なポイントや事故後の責任等の説明を行うなど、受講者の印象に残る講習を心掛けていく。
 <委員> 2年前、農業機械を壊される被害に遭ったため警察に相談したところ、パトロールをしてもうことにより被害は無くなった。細かいところまで対応するのは難しいと思うが、私は警察に相談したら問題を解決してくれると感じている。
      伊賀は外国人の割合が高いと思う。日本語講座もあるが、時間的な制約から参加するのが難しいと感じる。
 【署長】 三重県に「みえこ」という外国人を対象とした相談窓口があるので、生活に係わる相談があるときには利用することをお勧めする。
      警察は些細なことでも相談を受けたら対応させてもらうので、まずは相談をしてほしい。
6 署長会議
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