三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

熊野警察署  第1回

1 開催日時
令和2年10月30日(金)午後3時30分~午後5時10分
開催場所
熊野警察署3階会議室
2 出席者
1 警察署協議会(5名)
  大久保玲子委員、髙田有治委員、土口直洋委員、八木優美子委員、
  山田量大委員
2 警察署(8名)
  署長、副署長、会計課長、生活安全刑事課長、地域交通課長、
  警備係長、事務局2名
3 オブザーバー(1名)
  前協議会委員
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 署長挨拶
2 感謝状贈呈
3 役員選出
  会 長 土口直洋委員
  副会長 髙田有治委員
4 管内概況説明(署長)
5 速度取締り指針説明(地域交通課長)
6 年間活動テーマ
  協議の上、「事件事故抑止対策」及び「災害対策」と年間活動テーマとした。
7 主な協議
 <委員> 国道42号の①立石南交差点②立石交差点③有馬町交差点④花の窟神社交差点⑤花の窟神社北羽市木交差点⑥熊野市駅入口交差点⑦木本町交差点の信号機について、感知式信号機であれば、感知後から青信号に変わるまでの時間を教えてほしい。
 【地域交通課長】 ②立石交差点③有馬町交差点⑥熊野市駅入口交差点⑦木本町交差点は定周期の信号機である。他は感知式信号機で、感知後から青信号に変わるまでの時間は、①立石南交差点24秒から76秒④花の窟神社交差点30秒から120秒⑤花の窟神社北羽市木交差点22秒から110秒である。
 <委員> 立石南交差点は交通量が多いと思うが、定周期の信号機に変更できないか。
 【地域交通課長】 一定の交通量があることから、実態を調査して検討する。
 <委員> 花の窟神社交差点の信号機の待ち時間が長いとの声がある。主に七里御浜海岸へ行く人が利用しているが、待ちかねて赤信号で国道を横断する歩行者がいる。
 【地域交通課長】 花の窟神社交差点と花の窟神社北交差点の信号機は感知式信号機で、互いに関連付けて制御している。定周期にすれば、最長の待ち時間は短くなるが、国道42号に車両が滞留するといった影響が出る可能性がある。
 <委員> 木本町交差点の押しボタン信号機の「お待ちください」の表示がついているか分かりにくい。
 【地域交通課長】 木本町交差点感知器は現在故障しているため、定周期で運用しているが修繕していく。
 <委員> 信号無視をする車が多いと思うので、取締りの強化が必要と考える。
 【地域交通課長】 死亡事故が発生した現状も考慮し、取締りを強化していきたい。
 <委員> 三重県では横断歩道での停止率がワーストワンと聞いたが、改善されているのか。
 【地域交通課長】 令和元年に県警が調査した結果、平均停止率が20.7%であり、県警では令和5年度に横断歩道の平均停止率の目標値を60%以上に設定して横断歩行者等妨害等の取締り、広報啓発活動を推進している。本年のJAFの調査で停止率が27.1%で全国14位となり、管内でも改善の兆しが見られていることから、引き続き、取締りを行っていく。
 <委員> 緊急事態宣言が発令された時、鬼ヶ城などの景勝地に立入禁止等の看板を立てて注意を促していたが、その間も釣り客などが県外から来ていたと聞く。こういった場合、警察へ通報すれば対応してもらえるのか。
 【地域交通課長】 外出自粛や県をまたぐ移動の自粛要請等が出されている状況では、知事から要請が出ているという案内をすることは可能であるが、強制的に移動させることは難しい。各施設等の立入禁止の措置について、物理的な封鎖がされていない状況下では、原則的に管理者側の案内に基づき、警察も促すことにとどまる対応となる。
 <委員> 現時点、熊野市では新型コロナウイルスの感染者が出ていないが、他の地域では感染者やその家族、濃厚接触者への差別などの話を聞く。今後、熊野市で発生した場合、このようなことには警察はどのように対応するのか教えてほしい。
 【生活安全刑事課長】 一般論となるが、被害者からの相談には丁寧に対応し、その意向を踏まえつつ、自治体や保険医療機関と緊密に連携する。インターネット上の書き込み等による脅迫や名誉棄損等があれば証拠を保全して捜査する。また、自宅等直接行動があれば、警戒を強化して捜査する。
 <委員> 新型コロナウイルスを悪用した新手の詐欺をニュースで聞くようになった。三重県下ではそのような被害はあるのか。
 【生活安全刑事課長】 持続化給付金に絡んだ詐欺事件が全国的に発生しており、当県においても持続化給付金に絡む相談はある。給付金の申請やマスクなどの送付に絡む詐欺容疑の相談は多数ある。当署ではコロナ関連の詐欺に関する相談は現時点、受理していない。
 <委員> 登下校時の見守り活動を行っているのは高齢者が多い印象であるが、現在も見守り活動は行われているのか。
 【地域交通課長】 自主防犯団体や熊野青少年育成市民会議等による見守り活動は行われている。警察としては子ども安全安心の店を募集し、登下校時に合わせた見守り活動をする店舗を指定している。今後も関係機関と連携した活動を実施していく。
 <委員> 110番通報するほど緊急ではないが、治安について不安がある場合など、どこに電話を掛ければいいのか教えてほしい。
 【副署長】 当署に電話してほしい。#9110でも受け付けているが、平日の午前9時から午後5時までの対応となる。
 <委員> 地域の独居高齢者について、特殊詐欺などの心配もあり、警察でどのように把握し、地域とどのように連携しているのか知りたい。
 【地域交通課長】 個別に訪問したり、通報等の対応時に把握している。また、駐在所では民生委員、自治会長、老人会等と情報共有に努めている。特に、特殊詐欺被害防止については老人会等からの要望に応じた講話の実施や地区の民生委員を特殊詐欺撲滅委員として委嘱するなど、協力関係を築いている。
 <委員> 野良猫の対策について教えてほしい。
 【生活安全刑事課長】 野良猫については、全国的には糞尿等の問題から毒入りの餌をまくなどして野良猫を殺傷した者が動物の愛護及び管理に関する法律違反で検挙されている。野良猫で困っている方は保健所に相談してほしい。保健所では野良猫の避妊・去勢手術、超音波機器の貸出し等の事業を行っている。
 <委員> 最近、国道42号をよく歩いている者がおり、特に何らかの被害等はないものの、周辺住民は不安な思いをしている。可能であればパトロールの強化をお願いしたい。
 【地域交通課長】 パトロールの強化に努める。同じ場所に居座っていたり、頻繁に同じ場所を行き来するなど、一見してその状況から不審であると認められる者には積極的に職務質問を行う。
TOPへ戻る