三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

大台警察署  第1回

1 開催日時
令和2年11月24日(火)午後1時00分~午後3時00分
開催場所
大台町就業改善センター
2 出席者
1 警察署協議会(5名)
  小藤美紀委員、西村用蔵委員、西多美委員、前納太輔委員、
  森井明日香委員
2 警察署(8名)
  署長、副署長、生活安全刑事課長、地域交通課長、会計係長、警備係長、
  事務局2名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 署長挨拶
2 役員選出
  会 長 西村用蔵委員
  副会長 小藤美紀委員
3 管内治安概況説明
(1) 警察安全相談取扱状況(副署長)
(2) 犯罪発生状況及び検挙状況、少年非行の状況(生活安全刑事課長)
(3) 交通事故の発生状況、山岳遭難の発生状況(地域交通課長)
4 当署管内における速度取締り指針(地域交通課長)
5 意見提言に対する説明(地域交通課長)
(1) 後期高齢者へ事故防止啓蒙活動、高齢者各町民でのダイレクトメールの活用について
(2) 補助ブレーキ等交通安全装備の普及に向けた施策について
(3) 高齢者に限らず運転免許保有者全般に向けた啓発施策について
(4) 運転免許の自主返納施策、返納者への援助について
(5) 障害者の交通事故抑止施策として音の鳴る信号機の施策について
(6) 反射タスキなど交通安全グッズの改善や活用について
(7) 佐原地区周辺における交通危険箇所について
6 主な協議
 <委員> 事件事故の発生状況などを住民にもっと知ってもらえば、交通事故防止や防犯意識の向上につながるのではないかと感じた。
 <委員> 大台署に架空請求詐欺ハガキに対する相談をしたらとても親切に対応してもらい解決できたという感謝の声が聞こえてきた。今後も高齢者からの相談があると思うがよろしくお願いしたい。
 <委員> 相談の取扱状況について、生活安全部門の相談が年々減少している理由はあるのか。
 【副署長】 一番大きな要因としては、架空請求ハガキに対する相談件数の減少と考えている。年々減少しており、今年は数件しか取り扱っていない。
 【署長】 当署管内の特殊詐欺被害は発生しておらず、未然防止が図られていると考えている。全国的には減少しているが三重県の発生件数は増加している。中でも預貯金詐欺は今年だけで約50件、金額では約5600万円という被害が発生している。預貯金詐欺とは以前のオレオレ詐欺と言われていたものであり、親族や警察官などを装ってキャッシュカードや預貯金をだまし取る手口となる。最近の特殊詐欺の特徴としては、被害者の年齢の約85%が65歳以上であるということである。(令和2年9月末時点)こういう身近な問題を広報していきたい。
 <委員> 高速度の車が多いように感じるが速度取締りは実施されているのか。
 【地域交通課長】 当署管内の至る所で取締りをしているが、引き続き交通ルールが守られるよう取締りの強化をしていきたい。
 <委員> 熊が出没した場合の警察の対応について教えてほしい。
 【署長】 注意喚起の広報を実施している。ただ、熊が人に危害を加えた事案が発生した際は猟友会に協力をいただき駆除等の措置を講じる方法もあるが、保護動物の場合はその点を考慮した対応となる。
 <委員> 速度取締りの説明を受けたが、指針の策定については速度抑制、事故防止、どちらに重点を置いているのか。
 【地域交通課長】 事故防止につながる速度取締りを念頭に置いて、交通事故の発生状況等を分析し、重点路線や地域を選定して指針を策定している。
 【署長】 指針の目的は交通死亡事故の抑止であり、重大な死亡事故につながる可能性が高いのが速度超過である。この指針を、委員をはじめとした住民に公表して速度管理の必要性や考えた方を共有し、交通安全意識の向上を図り、交通事故の抑止に万全を期していきたい。
 <委員> 夜中も速度超過の車両が多いと感じる。夜間帯の速度取締りもお願いしたい。
 <委員> 国道42号を制限速度で走行していると、後続車両が渋滞することがある。制限速度を上げることはできないか。
 【地域交通課長】 現状の交通実態や事故の状況等を踏まえ、必要に応じて交通規制を見直していかなければならないと感じている。三重県警察としても推進事項であり、国道42号の速度規制見直しも一つの検討材料と認識している。
 <委員> 目が不自由な方が夜間に佐原から下三瀬に横断する信号交差点を赤色であるにもかかわらず、両手を挙げて渡ろうとしている状況を見たことがある。いつか交通事故に遭うのではと感じたため音の鳴る信号機の設置を要望する。
 【地域交通課長】 貴重な意見をいただいたので警察本部と検討したい。
 <委員> 商業施設等の駐車枠について、車間線を2本にしてもらうと高齢者には駐車や乗り降りが楽に感じて、事故防止につながると思う。
 【地域交通課長】 民間企業には助言という形になるが、機会があればお伝えする。 
TOPへ戻る