三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

四日市西警察署  第1回

1 開催日時
令和2年11月19日(木)午後1時30分~午後3時10分
開催場所
四日市西警察署3階大会議室
2 出席者
1 協議会委員(7名)
  位田嘉則委員、川嶋和美委員、黒田優華委員、服部利昭委員、
  向井章委員、森靖貴委員、諸岡伸亮委員
2 警察署(7名)
  署長、副署長、生活安全課長、地域課長、刑事課長、交通課長、
  事務局1名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 署長挨拶
2 会長、副会長挨拶
3 管内概況等説明(署長)
4 速度取締りの指針等説明(交通課長)
5 特殊詐欺被害防止対策等説明(生活安全課長)
6 主な協議
 <委員> 自転車盗に対する取組について聞きたい。
 【署長】 昨年中、自転車の盗難防止対策として、駅駐輪場の自転車の施錠点検や、事前に広報した上で無施錠の自転車にチェーンロックをし、自転車の持ち主から開錠のため当署に連絡があった際に防犯指導をするといった取組を行った。
      今年、自転車盗の発生は減少しているが、依然として、無施錠の自転車やショッピングセンターに駐輪された高額な自転車が被害に遭っていることから、今後も対策を検討していく。
 <委員> 会社で集合教養型の交通安全教育を実施していたが、コロナ禍になり、現在はパソコンの活用や開催回数を増やし少人数での教養にするなどして工夫している。
 <委員> 国道477号バイパスや新名神高速道路開通等の道路拡張、新型コロナウイルス感染拡大等に伴う交通流の変化に注視した活動をお願いしたい。
 【署長】 道路整備や社会情勢の変化などに対応した取組を行っていきたい。
      交通事故総件数は減少傾向にあるが、交通事故の多発箇所や地元からの要望箇所での交通取締り、通勤通学時間帯などの移動オービスを活用した速度取締りなどを実施していく。
 <委員> 警察安全相談の中で、刑事関係の相談が増加している要因を教えてほしい。
 【署長】 架空請求詐欺に関する相談を多数受理したことによるものである。管内の住民方に封書で送付されており、これまでに見られた葉書よりも巧妙・悪質な内容となっている。
 <委員> 官公署でも新型コロナウイルス感染防止対策を講じていると思うが、警察署でも、感染防止対策に留意願いたい。
 【署長】 運転免許更新時の講習では、講習会場を従来よりも広い署外の施設にし、受講も予約制にする等の対策をしている。マスクの着用、手指消毒、窓口等における飛沫防止シートの設置等講じているが、引き続き感染拡大防止を徹底していく。
 <委員> 登校時間帯の通学路で速度の速い車両を見かける。危ないと感じているが、通報した方がよいのだろうか。
      あおり運転の取締り状況について聞きたい。
      登下校時間帯の学校周辺での警察官の活動は日常的な活動なのか。
 【署長】 速度取締り要望については、可能な場所での取締りやパトロールを実施している。最近では移動オービスを活用して狭路等での取締りも可能となった。
      あおり運転については、ドライブレコーダーの映像等を確認して特定可能であれば事件化を図っていく。高速道路ではヘリコプターを活用した、あおり運転に対する取締りを実施している。運転者にあおるつもりがなくとも、先を急ぐ意識などで車間距離を詰めて走行すると、前車があおり運転の被害を受けていると感じてしまう場合があるので、運転マナーには留意してほしい。
      従来から交番や駐在所では通学路等において児童の安全確保に向けた活動を行っている。
 <委員> 特殊詐欺対策に使用する警告機の設置状況等について聞きたい。
 【署長】 留守番電話設定とともに家庭の電話に自動通話録音機の取付けを推奨している。現在、全機貸出中であるが、当署から警告機の貸出しも行っている。
 <委員> 登山道の状況や山に関する注意事項等登山情報に関しての問合せ先はあるか。
 【署長】 登山情報を扱う機関はないが、当署では遭難事故等に対応する山岳警備隊を編成しており、登山に関する警察への問合わせがあれば可能な範囲で対応する。
 <委員> 迷い人を見つけた場合、どうすればいいのか教えてほしい。
 【署長】 110番通報、若しくは最寄りの警察署に連絡してほしい。警察では通報を受けた場合、保護をして本人確認した上で、家族に身柄を引き渡している。特に子供の場合は児童虐待の可能性を念頭に置いて対応している。
 <委員> 防犯ボランティアの活動の中で、警察で作成した特殊詐欺被害防止のチラシを配布、回覧するなどして広報しているが、チラシを配布しても読まない人もいると思うので他に効果的な広報の方法はないだろうか。
 【署長】 啓発チラシに関しては住民目線に立ってより分かりやすい内容となるように努める。広報の方法については主管の生活安全課と検討したい。
 <委員> 登下校時の子供の見守り活動をする中で、横断歩道で旗を使用して車両に停止を求めても停止しない車両がある。警察官も一緒に立ってもらえないか。
      交通事故発生場所などをインターネットを使って確認することができるが、インターネットを使わない人のために住民間で回覧できる資料はないか。
 【署長】 見守り活動については、要望箇所を提示していただければ、早朝街頭監視等の活動時に通行車両や子供に対する交通安全指導等を実施する。
      交通事故の発生場所については、当署交通課から資料提供する。
 <委員> 最近、信号のない横断歩道での車両の一時停止の停止率について、向上していると実感しており、日々の警察署の取組に感謝している。
7 協議テーマ
  令和2年度四日市西警察署協議会のテーマを「特殊詐欺の被害防止」、「交通安全」と決定した。
8 署長謝辞
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