三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

熊野警察署 令和3年度中 第1回

1 開催日時
令和3年7月13日(火)午後3時30分~午後5時05分
開催場所
熊野警察署3階会議室
2 出席者
1 警察署協議会(5名)
  大久保玲子委員、岡田亮委員、土口直洋委員、前川直毅委員、八木優美子委員
2 警察署(9名)
  署長、副署長、副参事(会計課長)、生活安全刑事課長、地域交通課長、警備係長
  事務局3名
3 オブザーバー(2名)
  前協議会委員 髙田有治、山田量大
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 署長挨拶
2 退任委員への感謝状贈呈
3 役員選出
  会長  土口直洋委員
  副会長 前川直毅委員
4 管内概況説明及び交通事故抑止対策について
(1) 管内概況説明等(署長)
  ア 警察署協議会の設置経緯・役割
  イ 警察組織及び熊野警察署の組織
  ウ 管内の人口、高齢者率、面積、特色等
  エ 刑法犯認知件数及び検挙件数
  オ 特殊詐欺発生状況
  カ 大規模災害に備えた諸対策の推進
(2) 交通事故抑止対策について(地域交通課長)
  ア 管内における交通事故の現状
  イ 交通抑止対策
   (ア) 速度の抑制
   (イ) 横断歩道における歩行者優先の徹底
   (ウ) 消えかかった横断歩道等の塗り替え
5 主な協議
 〈委員〉ハンドサインキャンペーンのチラシ等があるのであれば、委員から依頼して地域の店舗
  等に設置できるのではないか。
 【地域交通課長】チラシ等を用意するので、積極的に配付して、対象の方に行き渡るように協力
  をお願いする。
 〈委員〉廃校になった学校前の横断歩道については、必要性の低下した道路標識だと思うが、対
  応はするのか。
 【地域交通課長】交通状況によって規制の見直しは必要であり、地域の情勢を吸い上げ、本部と
  調整して規制の撤廃等を実施していく。
○ 新型コロナウィルス感染防止対策として、事前に各委員から調査した質問要望事項について以
  下のとおり回答した。
 【地域交通課長】「熊野市内においても飲酒運転が常習となったり、信号が赤でも通過する車が
  あり、交通取締りの強化をお願いしたい。」との意見要望については、交通取締りは警察にし
  かできず、悪質な違反者の検挙を推進することから、悪質違反者の情報や、重点的な取締りが
  必要な場所等の御意見、御要望があれば今後も教えていただきたい。 
 【地域交通課長】 「県・市・学校等と連携して通学路の点検が実施されているが、点検後の改
  善事項や懸案事項について教えてほしい。」については、先般の千葉県八街市の事故を受け、
  今月にも集中的に点検を行う方向で教育委員会等と計画中である。さらに、各種交通規制に関
  する道路標示、標識は警察が設置することとなっており、道路管理者と連携して点検、改善を
  重ねていくことが重要である。
 【地域交通課長】「沿岸部を走る県道や市道等において、降雨時の水没や路側帯の汚れ等が目立
  つ。また、高齢の歩行者や自転車が道路の中央を走行している状況も見掛ける。さらに夏季に
  なり、観光客が安全に通行し、事故が起こることのないような対策が必要ではないか。」につ
  いては、降雨時の水没箇所や路側帯の修繕は道路管理者が行うことから、具体的な場所を教え
  ていただければ申入れを行い、警察としても危険箇所の把握に努める。
   道路の中央を通行する歩行者や自転車については、交通安全指導を実施するとともに、ドラ
  イバーには思いやりを持った運転を心掛けてもらえるよう、各種機会を通じて指導する。
   観光客が安全に通行しやすい道路環境づくりについては、地元の意見を道路管理者に申し入
  れた上、道路の規制については警察が行うことから、必要な規制、実態にそぐわない規制があ
  れば教えていただきたい。
 【地域交通課長】「熊野市の一部地域では携帯電話の電波が届かず、夏に向けて増加するレジャ
  ー事故に対する対策はどのようなものがあるか。また県道311号線で、釣り客のものと思わ
  れる駐車車両が止まっており、注意を促してほしい。」については、関係機関と連携して対応
  し、駐在所には救命胴衣や浮き輪を配備することで、緊急時の通報に対して対応できるように
  している。
   違法駐車については、同所への警ら活動の強化と交通取締り活動を実施する。
 【地域交通課長】「熊野市駅付近における横断歩道等の白線が薄くなっており、夜間にはっきり
  と見えるような夜光塗料や反射材を使用する対策はできないだろうか。」については、薄くな
  ったところの塗り替えは順次行われており、令和3年度の予算で塗り替えているものは、全て
  ガラスビーズ入りのキラキラした塗料を使用しており視認性を高めている。
 【地域交通課長】「木本町地内で小猿が出没しているが、警察としての対応はどうか」について
  は、熊野市役所と連携して対応していくが、緊急通報があった場合には、できる限り現場に赴
  き、猿を追い払う、被害に遭わないための呼び掛け等を行っていく。
 【地域交通課長】「速度取締りが実施されていたが、速度標識に木の枝がかかっており、見えに
  くいと感じた。また旧消防署前から国道42号に出る交差点について、右折禁止の規制が掛か
  っているが、この規制は現在も必要だろうか。」については、標識に伸び掛かっていた木の枝
  については多少見えにくくなっていたので、切除した。その他にもこのような場所があれば教
  えていただきたい。
   交通規制については、交通情勢の変化により規制が不必要になることもあり、地元住民の意
  見や自治会長からの要望を吸い上げ、本部と調整して必要性を検討する。
 【地域交通課長】「コンビニの駐車場を通行して交差点のショートカットを行う車が多くて危険
  に感じる。熊野警察署前の交差点に右折矢印の信号がないことから渋滞しているのではないか
  。」については、警察署前の交差点の信号機に矢印信号を設置することについては、県下の他
  の交差点と比較しても極端に渋滞が発生している状況ではないことから、難しいと考える。
   コンビニ駐車場をショートカットする脱法的で危険な行為については、街頭監視等の機会を
  通じて注意警告を行っていく。
6 年間活動計画の策定
  年間活動計画について協議し、年間活動テーマとして「事件・事故抑止対策」「災害に対する
  諸対策」に決定した。
7 署長謝辞
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