三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

伊勢警察署 令和3年度中 第1回

1 開催日時
令和3年7月9日(木)午後2時30分~午後4時20分
開催場所
伊勢警察署4階大会議室
2 出席者
1 警察署協議会(12名)
  上田聖子委員、右京博巳委員、小川祐子委員、奥野耕二郎委員、
  覺田満里委員、小嶋明美委員、龍田芳子委員、辻村光生委員、
  村田鎭男委員、山下育子委員、山下政宏委員、山本晃委員
2 警察署(14名)
  署長、副署長、会計課長、警務官、生活安全課長、地域課長、
  刑事第一課長、刑事第二課長、交通第一課長、交通第二課長、
  警備課長、事務局3名
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 退任された協議会委員への感謝状贈呈
2 委嘱状の交付
3 署長挨拶
4 幹部紹介
5 協議会委員紹介
6 協議会役員選出
  会長 山本晃委員
  副会長 右京博巳委員、柘植恵委員
7 会長、副会長挨拶 
8 管内概況説明(署長)
 ⑴ 伊勢警察署組織構成
 ⑵ 犯罪情勢
 ⑶ 少年非行情勢
 ⑷ 交通事故情勢
9 主な協議
 〈委員〉 高速道路の側道は夜間の視認性が悪く危険だと感じるため、街灯が必要だと考える
  が、設置等はどこに要望すればいいのか。
 【署長】 街灯の設置は自治会等で意見集約し、設置費用、電気代等のランニングコストを含め
  て市に相談していただきたい。
 〈委員〉 私が居住する地域では早朝、バスに乗り遅れた子供たちが道路を横断することがあ
  り、横断歩道が無いので危ないと感じる。数年前に横断歩道を設置してほしいと要望した際
  に、カーブ付近であるため設置できないとの回答があった。カーブから離れた場所に設置でき
  ないか検討してほしい。
 【署長】 カーブ付近や見通しの悪い場所等は設置できないこともあり、設置できる場所を検討
  する必要がある。
 【交通第一課長】 地域の方からも横断歩道や一時停止等の設置について要望が上がっている。
  自治会や市町を通じ意見要望をあげていただければ、当課係員が現地調査を行い、横断歩道の
  設置は利用者数や道路事情を勘案した対応となる。横断歩道や横断歩道にかわる横断指導線、
  グリーンベルト等の設置について道路管理者と検討していく。
 〈委員〉 小学校の統廃合で新しい通学路になると想定される道路は、横断歩道が消えかかって
  いる等危険な箇所があるため、横断歩道の整備やガードレールの設置、見守り活動を実施する
  などして通学路の安全を確保していただきたい。
 【署長】 通学路の危険箇所を調査するなどして検討し、安全確保に努めていく。
 〈委員〉 児童の通学時、狭い道路を高速で走行する車両があり危険だと感じる。取締り等を強
  化していただきたい。
 【署長】 通学時間帯におけるパトロール活動の強化等警察官の姿を見せる活動を行っていく。
 〈委員〉 横断歩道の手前で一時停止する車が増えたと実感しているが、一時停止しない車もあ
  り、引き続き運転マナーに関する意識改革が必要であると考える。
 【署長】 横断歩道を渡る際、歩行者から車両運転手に対して行う「ハンドサインキャンペー
  ン」を展開しており、歩行者からの意思表示を推奨している。交通取締りや安全運転指導を通
  じて運転マナーを向上させていく。
 〈委員〉 横断歩道を渡りきった小学生から、車の運転者に対しお礼をするという事例を見たこ
  とがある。それも効果的であると思った。
 〈委員〉 車両走行中、指示器を出すタイミングが遅い運転者がおり危険だと感じることがあ
  る。講習等の機会を通じ指導していただきたい。
   警察の管轄ではないかもしれないが、「ジョギングの時に歩道と車道が明確に分かれていな
  い道路が多く危険である」との話をよく聞くため、道路整備が進めばと考えている。
 〈委員〉 以前、私の後ろを走行していた車両が、急いでいたのか、先頭の車両を追い越そうと
  していたが、対向車が来ており、その車両との衝突を避けようと、停止していた私の車両に衝
  突した。狭路を高速で走行する車両の取締りを強化してほしい。
   地域によっては日中、高齢者が一人で家にいることがあるのでパトロールをしていただけれ
  ば安心できる。
 〈委員〉 先日、小学生が、信号機のある交差点で信号が青信号に変わったと同時に走り出した
  ことがあった。交通安全教室を通じて教育してほしい。
 〈委員〉 信号機がある交差点にも関わらず、横断歩道の無い場所を横断する人を見掛ける。私
  自身、模範となる行動に努めたい。
 〈委員〉 信号機の無い横断歩道で、横断しようとする歩行者を妨害すると違反になる事を知ら
  ない人がまだいると感じるので、あらゆる機会  を通じて周知してほしい。
 【署長】 横断中の歩行者に関する事故を減らすためにも取締りを強化するほか、横断歩道を渡
  ろうとする歩行者がいれば確実に止まるようハンドサインキャンペーンを広く周知して意識改
  革を図っていく。
 〈委員〉 地域住民として、子供が警察官と接することは道徳教育の一環となりえると考える。
  24時間常駐することは大変かと思うが、駐在所の数を増やしていただきたい。
 〈委員〉 下を向いた高齢者が横断歩道が無い場所で道路を渡る、運転手の死角になっている等
  の原因により交通事故が発生することがあると聞く。高齢者の方にも注意喚起をしていただけ
  ればと考える。交通関係についてたくさんの意見が出たが、子供の見守りや防犯等地域の課題
  はあると思う。次回は「こうすればいいのではないか、こうすれば防げるのではないか」等テ
  ーマを持って取り組んでいければと考える。
10 署長謝辞
  ドライバー等の交通安全意識の向上のため、警察官の姿を見せる活動な どを積極的に展開
 し、対応していくとともに、様々な機会を通じ交通安全 教育に努めていきたい。昨年はコロナ
 の影響もあり、学校で安全教室を行うことが難しかったが、今年は情勢をみつつ実施していけれ
 ばと考える。
  駐在所施設については、人口や犯罪発生状況等を勘案し、様々な統廃合を行ってきた結果、自
 転車や二輪車しかなかった駐在所にパトカーを配置し、機動力を向上させ対応していることを御
 理解いただきたい。
  引き続き、署員一丸となって取り組んでいく所存である。
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