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四日市西警察署 令和3年度中 第1回
2021年12月17日
1 | 開催日時 令和3年11月26日(金)午前10時から午後0時まで 開催場所 四日市西警察署3階大会議室 |
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2 | 出席者 1 協議会委員(7名) 川嶋和美委員、黒田優華委員、高木美紀子委員、服部利昭委員、松岡篤委員、 向井章委員、諸岡伸亮委員 2 警察署(8名) 署長、副署長、生活安全課長、地域課長、交通課長、 刑事課捜査係長、事務局2名 |
3 | 傍聴者 なし |
4 | 公開・非公開の別 公開 |
5 | 1 署長挨拶 四日市西警察署協議会委員に対し、平素の警察業務に対する理解と協力依頼をし、協議会 では忌憚のない意見、提言を頂くとともに、協議会の趣旨を実現するための協議会運営に理 解を求めた。 本年6月1日、当署員の男性巡査が窃盗事件を起こし、懲戒免職処分となった事案につい て説明した。 2 警察署幹部及び協議会委員の紹介 3 会長、副会長選出 会 長 服部利昭委員 副会長 黒田優華委員 4 会長、副会長挨拶 ⑴ 会長挨拶 「地域の代表として様々な視点や立場から、積極的な意見や提言等を行い、警察署の業務 が円滑かつ効率的に運営され、地域の安全がさらに向上するよう協力したい。」旨、挨拶し た。 ⑵ 副会長挨拶 「会長とともに警察署協議会の趣旨の実現に向けお役に立てるよう努めたい。」旨、挨拶 した。 5 管内概況等説明(署長) ○ 四日市西警察署の組織構成 ○ 管轄、管内の特色 ○ 管内の治安情勢 6 速度取締り指針等説明(交通課長) ○ 速度取締り重点路線 ○ 人身事故発生状況と重点路線における人身事故の特徴 ○ 各種交通指導取締り要点 7 主な協議 <委員> 窃盗事件を起こした元署員は懲役4年の判決が下り、この事件を新聞で読み、非 常に残念な気持ちになった。一度このような事件が起こると社会の信頼を取り戻すのは難 しいが、四日市西署員がコツコツと仕事に取り組む様子を見てきたので、今後も気を落と さずに頑張ってほしい。 【署長】 一般的に初犯は執行猶予がつく場合が多い。警察官の犯罪はあってはならないた め、厳しい判決が下されたと重く受け止めている。今後も信頼回復のために日々の仕事に 邁進していきたい。 <委員> SNS上の誹謗中傷について相談する場合は、どこへ連絡すればいいか教えてほ しい。四日市西署にも窓口があるのか。 【署長】 四日市西署では警察安全相談という形で受理しており、県警本部等でも相談を受 理している。当署の場合は、警務課相談係が一時的に受理し、必要な助言や他機関の窓口 を案内している。事件として対応が必要な場合は、生活安全課や刑事課が同席して話を聞 かせて頂いている。SNSを通じた情報はすぐに拡散してしまうので、この種の相談を受 けた場合はできるだけ速やかに対応している。 <委員> 国道306号沿いの一般の家屋の庭から木が道路に向かってせり出したり、歩道上 に草木が生い茂って交通障害になっているのを見かけるが、四日市西署へ連絡したら、何 らかの対応をしてもらえるのか。 【署長】 基本的には、県、市などの道路管理者への連絡となるが、警察へ通報してもらえ ば通行の支障があるかを確認した後、必要があれば道路管理者に連絡し対応を求めている。 <委員> 子供がチャイルドシートになかなか乗ってくれないので、警察官から指導しても らうことは可能か。 【交通課長】 現在はコロナ禍であり機会が少ないが、情勢が落ち着けば、保育園等をチャ イルドシート着用モデル園に指定し、保育園や保護者にチャイルドシート着用の重要性の 講話や直接指導を積極的に推進していく。 <委員> 110番に電話したり、警察に相談をするには勇気がいるので、気軽に相談できる 窓口があれば教えてほしい。例えば、子供がSNS等で親にも相談できず犯罪に巻き込ま れることを防ぐためにも必要と感じている。 【署長】 110番は緊急事態があったときに速やかに対応するためで、津市にある警察本部 の通信指令室につながり、県内全域へ通信統制されている。急ぎではない場合は当署へ電 話してもらうか、県警本部の相談窓口電話「#9110」を利用してほしい。 <委員> 高齢者世帯へ電話すると詐欺防止の音声が流れる場合がある。四日市西署では特 殊詐欺防止対策として電話機を貸し出していると聞いているが、どの程度普及しているの か、また啓発活動をしているのか教えてほしい。 【署長】 自動通話録音警告機は電話がかかる前に通話を録音する旨の警告音声が流れる。 家電量販店にも似たような機器が販売されており、取り付けると特殊詐欺の未然防止につ ながる。当署は9台を半年スパンで貸し出している。民生委員や老人会等で講話をする場 合には警告機について啓発活動を行っている。また、家族にも声をかけており、今後も人 が集まる機会があれば積極的に広報活動を実施していく。 <委員> スーパーの駐車場で猛スピードで走る車がいる。危ないので抑止することはでき ないのか。また、高齢者がアクセルとブレーキを踏み間違える事故が多いが、どのように 対策しているのか。 【交通課長】 人が多く集まる商業施設駐車場での事故が多く発生しているので、スーパー 等に対し交通事故防止の店内放送を依頼し広報してもらったり、駐車場で交通事故防止の チラシを配布する等広報啓発活動を行っている。高齢者の事故防止については生活安全課 の防犯講話に併せて交通安全講話を実施している。全国的に高齢者事故はアクセルとブレ ーキの踏み間違いが多いので、認知機能検査等の法改正が日々変化する状況である。 <委員> 追跡中のパトカーが事故に遭い、警察官が亡くなったというニュースを見て胸が 痛かった。住民の安全・安心を守る警察官が元気に仕事ができるようにケアをお願いした い。 【署長】 公務中の交通事故は最大の非違事案である。現在、当署での発生はないが、緊急 走行中は運転手や助手席の署員に対し興奮せず落ち着いて現場へ向かうよう指導している。 <委員> 桜地区の交通事故防止のため、四日市西署からもらった資料をもとに地区の幹線 道路における交通事故発生件数、時間帯などをまとめた広報紙を作成し地区で回覧してい る。署ではどのような方法で広報しているのか。また、幹線道路以外の発生状況をまとめ た資料はないか。 【交通課長】 当署ではチラシを作り、高齢者であれば自転車用反射材などの啓発物品を添 え、対面して手交しながら広報をしている。交通事故の資料は三重県警のホームページに 桜地区の交通事故発生状況が表示されているが、管内の現状について知りたい場合はでき る範囲でお答えする。 <委員> 民生委員をしており、次回の定例会で「詐欺防止機材」について話をする。ある 高齢者の方は何回も同じ被害に遭っている。何かいい方法はないか。 【生活安全課長】 特殊詐欺の手口が日々変化するため、最近の特殊詐欺の傾向に合わせた 広報活動を行っている。チラシを作成して自治体の社会福祉協議会と連携し、高齢者宅へ 配付したり、被害に遭われた方には巡回連絡を定期的に行って防犯指導している。 8 署長謝辞 活発な意見に対する謝意と今後の警察業務に対する理解と協力について依頼した。 |