三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

津警察署 令和3年度中 第2回

1 開催日時
令和3年11月25日(木)午後2時~午後3時50分
開催場所
津警察署1階大会議室
2 出席者
1 警察署協議会(13名)
  飯田聡委員、大門貴彦委員、小澤康孝委員、杉井ひろ子委員、杉田真一委員、
  鈴木一彦委員、高木暢子委員、辻眞由実ロザリーナ委員、福田奈己委員、
  前田律子委員、萬好哲也委員、水谷ひとみ委員、森美和委員
2 警察署(9名)
  署長、副署長、事件指導官、交通官、警務官、生活安全課長、刑事第二課長、
  交通第一課長、事務局2名 
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 会長挨拶
2 挨拶及び治安情勢説明(署長)
3 主な協議
 <委員> 犯罪の認知件数が減少しているとのことであるが、コロナの影響があるのか、ま
  た三重県全体としても減少しているのか。
 【生安課長】 コロナ禍において外出等が制限され、人流が減少したことも一因ではあると
  考えている。また、県内でも当署と同様の傾向がみられる。
 【署長】 お示しした数字は令和2年と令和3年の比較である。減少している数字から見る
  と、コロナ禍は関係ないとは言わないが、警察が捕まえた結果というのが原因と考える。
 <委員> 自治会管理のゴミ捨て場における、資源ゴミの持ち去りが増加しているが有効な
  対策はあるか。
 【署長】 ゴミの持ち去りについては、津市の条例で規定されており、一般的に言う「資源
  ゴミ」は、集積所に出された廃棄物であるため窃盗罪として捉えることができない。ゴミ
  の収集・管理は市が行っているため、警察が持ち去りを認知すれば市へ通報している。持
  ち去りを防ぐには、当番制にして管理する等を自治会の中で話し合ってもらい、対応して
  もらうしかないと思われる。
4 交通事故の現状と交通環境(横断歩道等の整備)に関する説明(交通第一課長)
5 主な協議
 <委員> 私の父親が認知症の診断を受けた際、家族で話し合い運転免許証を返納させ、車
  の鍵も預かって車に乗らせないようにした。もし、本人が納得しなかった場合や、家族が
  本人に遠慮して免許証の返納を言い出せないような場合、家族から警察に相談や通報があ
  れば、どのような対応が考えられるか。
 【交通第一課長】 現在、全国で高齢者による事故等が発生しており、国において事故を起
  こした高齢者の免許更新時の改正作業が進められている。三重県警察としては、複数回事
  故の高齢者には、個別に認知症の疑いがないかとか、免許証返納の意思があるか等を確認
  しており、運転を継続したいという方への交通安全教育も実施している。
 <委員> 今年は実感できるくらい横断歩道等の塗り直しをしていただき、地域の住民も喜
  んでいる。塗り直していない場所は来年以降も要望したらいいのか。また、通学路の安全
  確保のため、市にはカラー舗装をしてもらったが、警察と市の区分けはどのようになって
  いるのか。
 【交通第一課長】 各自治会から挙げられた要望等は市を通じていただいており、時間がか
  かっても回答している。また、警察と道路管理者である市の区分けについては、警察が担
  当するのは停止線や横断歩道、はみ出し禁止の黄線など交通規制を伴う標示で、点線や外
  側線等は道路管理者である市等が担当している。
 <委員> 横断歩道における一時停止率の全国調査について、長野県が連続して1位になっ
  ていると聞いたが、その要因が県民の意識なのか、警察の取締り強化なのか、メディアの
  広報なのか教えてほしい。
 【交通第一課長】 長野県の担当者によると、子供の頃から横断歩道で車が止まってくれる
  ため、自然とそれが身につき、県内全域に浸透していることが一番の要因ではないかと考
  えているとのことであった。
 <委員> 長野県では、県民の文化、風土や教育が昔から徹底されており、それがマナーや
  習慣になっていると分かった。津商業高校による横断歩道の取組についても、横断歩道を
  渡った生徒から会釈をされるとドライバーとしては気持ちが良いし、今後も止まろうかな
  という気持ちになる。コロナ禍にマスクをしていないと恥ずかしく感じるように、横断歩
  道も止まらないと恥ずかしく感じる風潮が培っていければ良いと思う。
 <委員> 津市内の道路を大型トラックが逆走して軽自動車と衝突し、軽自動車の若い女性
  が死亡するという痛ましい事故があり、私はこの事故に起因する渋滞に巻き込まれてしま
  った。このようなとき、交通情報をいち早く確認する手段はどのようなものがあるのか。
 【交通第一課長】 すべての事故を発表している訳ではなく、幹線道路で長時間の通行止め
  が予測されるときに発表している。警察の発表以外にも、カーラジオ等で定期的に道路交
  通情報センターからの交通情報が発信されているため、そこから情報を得ていただく方法
  もある。
 【副署長】 交通事故があった場合の情報提供については、重大事故のみならず、軽微な物
  損事故でも国道が通行止め状態や、信号機が倒れるような場合にも発表している。また、
  交通管制センターが、通行止め等を把握したときは、道路情報板でお伝えしたり、道路交
  通情報センターに伝えてラジオ等での広報は行っている。道路障害は県民の皆さんのお仕
  事や予定に支障を来すことになるので、今後も配意していきたい。
 <委員> カーナビの渋滞や片側通行の表示は、道路交通情報センター経由で情報が発信さ
  れているのか。
 【副署長】 カーナビの渋滞情報は、リアルタイム的にセンサーで拾っている交通量に基づ
  いている。事故等の情報は、全てではないが、カーナビを使って情報提供することは確か
  にある。
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