三重県警察

「県民と共に築く安全で安心な三重」の実現

四日市南警察署 令和3年度中 第1回

1 開催日時
令和3年11月15日(月)午後2時~午後3時
開催場所
四日市南警察署5階多目的ホール
2 出席者
1 警察署協議会(12名)
  上野山貴久委員、後藤敦子委員、高山クレオニセ委員、多湖芳一委員、中山円委員、
  野呂三紀子委員、長谷茂則委員、藤岡徳子委員、堀木直弘委員、宮﨑由太委員、
  山中博之委員、渡辺博史委員
2 三重県公安委員会
  種橋潤治委員長
3 警察署(14名)
  署長、副署長、事件指導官、会計課長、警務官、留置管理課長、生活安全課長、地域課長、
  刑事第二課長、交通第一課長、交通第二課長、警備課長、事務局2名 
3 傍聴者
なし
4 公開・非公開の別
公開
5 1 公安委員会委員長挨拶
2 署長挨拶
3 幹部紹介
4 会長、副会長挨拶・委員自己紹介
5 警察署協議会概要説明(警務官)
6 議事
(1) 管内概況説明
(2) 意見・提言に係る説明
  <委員> 高齢者が110番通報することが増えてきた。高齢者問題に関しては、地域の見守
   り活動をしている在宅介護支援センターを活用してはいかがか。
  【生活安全課長】 高齢者の事案が発生する度に四日市市役所の介護高齢福祉課や在宅介護
   支援センター等と連携・情報共有を図り対応をしている。今後も在宅支援センターを始め
   とした関係機関と連携した対応をしたい。
  <委員> 子供の通学路の交通量が多く、保護者が不安を抱えていることを警察に相談した
   ところ、翌朝通学路に立ってくれ、学校まで同行もしてくれた。以後も定期的に見守り活
   動を続けてくれて安心している。
  【地域課長】 通学路の見守り活動は生徒が登下校する時間帯を中心に、学校関係者等と連
   携し恒常的に交番、駐在所で実施している。
    特に要望のある場所は迅速に見守り活動を実施し、その後も断続的に実施している。
    通学路の安全確保は重要施策となっている。今後も強力に推進していく。
  <委員> 早朝の暗い時間帯からジョギングやウォーキングをしている人がいる。中には暗
   い服装をしている人もいるが、この人たちに対する交通事故防止対策は何か。
  【交通第一課長】 警察では関係機関と連携し、「夕暮れ時、ちょっと早めのライトオン運
   動」を実施している。これは、車両の運転者に対して「早めのライト点灯」、歩行者に対
   して「明るい色の服装を心掛ける。」、「反射材用品の正しい着用」について注意喚起を
   行い交通事故を防止しようとするものである。
    また、マラソン大会等での啓発活動についても検討しており、高齢者、道路利用者に対
   して反射材用品の配布と正しい着用について指導を実施する等、交通事故防止対策を推進
   していく。
  <委員> 地域の問題解決力が低下し、地域住民で解決できたことが対応困難になってきて
   いるが、警察任せにせず地域で判断、解決できるようにする必要があると思っている。例
   えば、関係機関主導による自治会との積極的な話し合いの実施、公共の場所への防犯カメ
   ラ設置推奨活動、行政等による高齢者に対する活動、防犯情報啓発提供ツールの開発等に
   ついて協力していただけるのか。
  【地域課長】 防犯に関する話し合いの積極的な実施については、警察は自治会等が開催す
   る地域の会議に積極的に参加している。また、警察が主催する会議として交番・駐在所ご
   とに「連絡協議会」を設置している。
    高齢者対策についても警察は重視している。特に特殊詐欺防止、交通事故防止等につい
   て老人会での講話や高齢者世帯への巡回連絡を通じたチラシの配布等の広報活動等を行っ
   ている。
    防犯カメラについては、警察では自治体に対して防犯カメラ等防犯機器の設置や拡充に
   ついて働き掛けを実施している。今年度も市内の自治会により防犯カメラが設置される予
   定である。引き続き自治体等と連携して犯罪の起きにくい社会の構築に向けた防犯カメラ
   等の設置について取組を行っていく。
    防犯情報の発信については、県警ホームページや県警公式ツイッター、電子メールを活
   用した「絆ネット」、無料アプリの「ヤフー防災速報アプリ」、地元タウン誌、交番、駐
   在所が作成した広報誌等であらゆる機会を通じた情報提供を実施している。
  <委員> 「笹川一丁目交差点」の信号機の青色表示の時間を短く変更することは可能か。
  【交通第一課長】 笹川通りと同通りに接する南北の道路の信号機は交通の円滑化を図るた
   め、交通管制センターのコンピューターで制御を行っている。笹川一丁目の笹川通り側の
   信号の表示時間を変更すると、その周辺の交通に影響を及ぼす可能性があるため、慎重な
   検討が必要になる。
(3) 質疑
  <委員> 信号の無い横断歩道での歩行者優先が三重県は最下位だったとの報道を聞いたこ
   とがあり、また、自分自身も横断歩道で歩行者が危険だった場面を見たことがある。横断
   歩道における見守り活動等、現在警察署が行っている対策はあるのか。
  【署長】 交通指導取締りについては、横断歩行者等妨害等の違反の取り締まりを要望の
   あった交差点を中心に実施している。通学路の見守り活動については、小学生の通学に警
   察官が同行して危険な箇所を確認、把握するとともに横断歩道や交差点に警察官が立って
   安全に誘導するということを断続的に行っている。今後も市民の意見、要望を踏まえて道
   路上の安全の確保に向けた取組を行っていく。
7 公安委員会委員長講評
8 署長謝辞
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