再発被害防止カードとは
空き巣狙いなどの侵入窃盗の被害者に現場の鑑識係(プロの目)が防犯上の問題点と改善策をこのカードに書いて、再び同じ被害に遭うことがないように家族全体で防犯対策に取り組んでいただきたいと思い作成しました。
このカード裏面には、鑑識係員のこれまでの経験をもとに 「これが泥棒の嫌がる家です」として泥棒が入りにくい家のポイントを6項目あげ、イラストを交え注意を促しています。
泥棒が嫌がる家ってどんな家?
- 玄関や窓の鍵がツーロック以上ある。(泥棒が入るのに時間がかかる)
- センサー付ライトやサイレンが設置してある。(泥棒が人目を恐れる)
- 玄関にガラス部分が少なく、鍵部分にガードプレートがある。
- 2階の進入経路となるところに踏み台となるものがない。
- トイレや浴室の窓に格子が取り付けてある。
- 植え込みや塀が低く、死角が少ない。
侵入されないためのワンポイント・アドバイス
- 家の周囲を整理整頓し砂利を敷き、遮蔽物、よしず等を置かない。
- 就寝する際は、必ず施錠を確認し雨戸も閉める。(戸締りの徹底)
- 侵入されやすい裏口等は、施錠を強化したり自動感知式ライトを設置する。
- 外出時は、隣人に声をかける等、コミュニケーションを図る。
- 日頃から不審な人への声かけ、不審な車のナンバー確認に努める。
- 夜間でも室内灯をつけておく。
再被害に遭わないためのワンポイント・アドバイス
- 金庫は、泥棒に貴重品の保管場所を知らせるようなものである。貴重品は、銀行のセーフティーボックスに預ける。(金庫を 過信しない)
- 通帳と印鑑を別々に保管する。
- 余分な現金を置かないようにする。
- 貴重品の置き場所の検討(机、仏壇、押入れ、衣類のポケット、鏡台、食器棚、タンス、カバン・バック等には貴重品を保管 しない。)
- 他人や来客の前で貴重品の出し入れをしない。