三重県警察

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薬物事犯等について

薬物事犯等について

規制薬物の有害性・危険性

 三重県警察では、日々、薬物乱用の根絶に向けて取締りを推進していますが、薬物事犯は、依然として後を絶ちません。規制薬物には依存性があり、一度手を出してしまうと、なかなかやめられなくなります。絶えず薬物のことが頭から離れなくなるなど、乱用が進めば日常生活に大きな支障を来すようになります。さらには幻聴や幻覚が現れて錯乱状態に陥り、殺人、放火などの凶悪事件を起こしたり、自分自身を傷つけたりする場合もあります。

薬物事犯の特徴(全国)

 令和2年中、全国における薬物事犯全体の検挙人員数は、約1万4,000人で、ここ数年、横ばいとなっています。このうち、覚醒剤事犯が約8,500人と大半を占めており、次いで大麻事犯が約5,000人となっています。大麻事犯は5年前と比べほぼ倍増しており、若年層での大麻の乱用拡大が懸念されています。

薬物事犯の特徴(三重県内)

 令和2年中、三重県内における薬物事犯の検挙人員数は115人で、覚醒剤事犯が79人と、その大半を占めています。大麻事犯については検挙人員数が31人で、平成28年頃から全国の傾向と同様に若年層を中心に増加傾向にあります。こうした背景には、大麻の有害性に関する誤った認識が広がっていることが考えられます。大麻も依存性があり、幻覚、記憶障害、人格の変化などを引き起こす有害な薬物です。

薬物乱用防止対策

 インターネットの普及に伴い、身近にドラッグの情報が溢れています。警察では、将来を担う若者に薬物の危険性等を訴える「薬物乱用防止教室」を実施しており、また、警察本部や各警察署では薬物乱用に関する相談を受け付けています。
 薬物乱用を防止するには警察の活動だけでなく、県民の皆様のご理解とご協力が必要です。
 ご自身やご家族を守るためにも、薬物乱用は「ダメ。ゼッタイ。」

     
 覚醒剤    乾燥大麻
     
     
 大麻リキッド    MDMA
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