Q | 令和3年5月26日に公布された改正ストーカー規制法については、どのような見直しがされたのですか? |
A | つきまとい等の規制対象行為が拡大され、実際にいる場所における見張り等や拒まれたにもかかわらず、連続して文書を送る行為が新たに規制対象となりました。 また、GPS機器等を用いた位置情報の無承諾取得等についても新たに規制対象となりました。 |
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Q | 実際にいる場所とはどういったところですか? |
A | たまたま立ち寄った店舗や旅行先のホテルなどが該当します。 |
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Q | 連続して文書を送るとはどういうものですか? |
A | 自宅や勤務先に毎日手紙を送ってきたり、自宅の郵便受けに直接手紙を何度も投函することなどが該当します。 |
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Q | 位置情報の無承諾取得等とはどういうものですか? |
A | あなたの自動車にひそかにGPS機器を取り付けたり、取り付けたGPS機器の位置情報をひそかに取得することなどが該当します。 |
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Q | 具体的にどういうことをするとストーカー規制法によって処罰されるのですか? |
A | 自宅や勤務先で待ち伏せしたり、押し掛けたり、連続した電話や無言電話をかけたりする行為 が挙げられますが、インターネット上で誹謗・中傷文章を掲示したり、メール等を毎日、何十通 も送りつける行為も該当します。 |
Q | こうした被害を防ぐために気をつけることは? |
A | 相手に生活パターンを読まれないようにすることや、ゴミとして手紙等をそのまま捨てずに、 細かく切って捨てたり、厚手のカーテンをひくなど、自らのプライバシーを隠すことが大切で す。 |
Q | このような被害にあったらどうすれば良いのですか? また警察はどんなことをしてくれるのですか? |
A | まず、最寄りの警察署に早めに相談して下さい。 警察では被害防止のためのアドバイスをしたり、相手方に禁止命令や警告を行います。 実際、三重県警察に寄せられた相談をもとに検挙した事例もありますので、被害が深刻になる 前に、迷わず最寄りの警察署、又は、三重県警察本部人身安全対策課に相談してください。 |